SERVICE
当社の光学ガラスのリサイクル事業では、タンタル(Ta)、ニオブ(Nb)、ランタン(La)、ガドリニウム(Gd)、リチウム(Li)等を含む廃ガラス原料の有効活用を目指しています。廃棄される光学ガラスからこれらの貴重なレアメタルを回収し、再利用可能な資源へと変換することで、持続可能な材料サイクルを実現しています。
光学ガラス製造事業者様から提供される廃ガラス原料を調達し、原料種ごとに破砕・混合を行っています。これらの工程を経て、長期貯蔵や海外輸出も計画しており、現在は破砕試験及び試作品の開発を進行中です。新たな販路の開拓も積極的に行っており、破砕混合用の最先端機材を用いたプロセスの最適化に努めています。
タンタルとニオブの精錬と濃縮を行い、粗精製品（純度90~95%）の製造を目指しています。実施用試験設備の設計、商業設備の設計及び事業化調査を進行中であり、試作段階を経て市場に適した製品の開発に注力しています。将来的には大規模プラントの設計・建設を計画しており、高品質なレアメタル製品を安定供給することを目指しています。
今後の展望として、ランタン、ガドリニウム等の高純度化を目指し、溶媒抽出法を用いた製造プロセスの導入を検討しています。この方法により、特定のレアメタルの純度を99.99%まで向上させることが可能になる見込みです。抽出装置の設計と製造に向けた前提研究も計画中で、極めて高い純度のレアメタル製品の供給を目指しています。
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光学ガラスのリサイクルに関するご相談は、株式会社オプトリングまでお気軽にお問い合わせください。
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